AC長野パルセイロは「AC (Athletic Club)」の通り、総合型地域スポーツクラブを目指しており、長野市を拠点にサッカー、アイスホッケーそして私たちバドミントンと様々なスポーツクラブが存在しております。


私たちはバドミントンを通して次の目的を実現するために活動しています。
・地域に密着し地域貢献を図る
・バトミントンの振興と普及に寄与する
・小学生から社会人までの一貫指導体制を構築し、青少年の健全な育成を図る
を実現することで将来的には、AC長野パルセイロ・バドミントンクラブからオリンピックで活躍する選手を輩出し、バドミントンを通して長野県に元気と勇気を与えられるような存在を目標として活動しています。
3密になりやすいバドミントン
2020年2月から新型コロナウイルスにより、スポーツ界だけでなく生活、経済と大きな影響を及ぼしました。また7月現在で緊急事態宣言が解除されましたが、ウイルスの恐怖は消えてはいません。AC長野パルセイロ・バドミントンクラブも緊急事態宣言が解除となり、6月から練習を再開しました。しかし、毎年出場する4つの大きな大会のうち、3つの大会の中止が決まりました。
練習も以前のような環境で、バドミントンがプレーできない状況が続いています。なぜなら、
「バドミントンは3密になりやすいスポーツ」
だからです。バドミントンは体育館で行いますが、シャトルが風の影響を受けないようにするため窓を全開にすることができません。つまり換気ができないスポーツです。
こちらの写真は2018年のJTBバドミントンS/JリーグⅡという大会の様子です。先ほど記載した通り、窓を閉めて試合を行っております。そして各チームの選手、多くの観戦者も集まることから、ますます3密を作ってしまう状況になります。

次の写真は地元の子供たち向けのバドミントン教室の様子です。選手から子供たちへ技術指導する際は、子供たちに寄り添いアドバイスや実演を行っていました。しかし、現在では新型コロナウイルス感染拡大のため、バドミントン教室も従来通りに行うことはできません。
バドミントン教室の開催は前記した「地域貢献」、「バドミントンの振興と普及」、「青少年の健全な育成」というAC長野パルセイロ・バドミントンクラブの目的を実現するための手段でした。その目的を実現することができない状況に追い込まれ、非常に苦しい想いをしております。
感染を防ぐスポーツ用マスクを地域のジュニアバドミントンプレーヤーに配布したい
しかし、新型コロナウイルスの影響により立ち止まってはいけないと決心しました。
「非常に苦しい状況でも私たちAC長野パルセイロ・バドミントンクラブとしてできることは何か?」
を考えて出た結論は
「マスクはユニフォームと同じように着用すべきものである」
という考えに至りました。しかし、一般的な不織布マスクでは夏場は息が苦しくなるだけでなく、口元が蒸れてしまうため肌トラブルを起こしやすい状況です。
そこでAC長野パルセイロ・バドミントンクラブらしくオリジナルマスクを開発いたしました。このマスクにはクラブのロゴが入っております。また
・抗菌と防臭効果がある銀の抗菌糸を使用
・何度も洗濯できる耐久性と抗菌性が保証されている
・プレー中に汗をかいて蒸れやすく肌トラブルを回避するための通気性が良好
とAC長野パルセイロ・バドミントンクラブ ‘らしさ’ とバドミントンのプレーに適した機能を持っています。


このマスクを着用して感染の防止と肌トラブルを抑えながら、子供たちにバドミントンを楽しんでいただきたいために、地域のジュニアバドミントンプレーヤーに配布して普及してまいります。
このスポーツ用のマスクを1人でも多くの方に着用いただき、バドミントンを以前のように楽しんでいただけたら、非常に喜ばしい限りです。
資金使途とリターンの内容について
今回のプロジェクトの資金使途については
☆地域のジュニアバドミントンプレーヤーにマスクを配布して、安心できるバドミントン環境作り
☆バドミントンの魅力や振興、普及のための活動費
として利用させていただき、長野県そして日本のバドミントンの発展に寄与していきます。
そして、プロジェクトのリターン品は、上で紹介したオリジナルマスクや山﨑監督のバドミントンweb指導/お悩み相談を含めて、AC長野パルセイロ・バドミントンクラブのマフラータオルや2020年バージョンの公式レプリカウェアなど用意いたしました。通常では販売されない品であり、なかなか手に入らないレアなリターン品です。ぜひこの機会にご利用いただけたらと思っております。
山﨑監督*1よりメッセージ
この度、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの企業が事業停滞するなど経済的にも甚大な被害を受けています。
当クラブもその影響を受け、大会も中止になり、練習ができない日々、そして、バドミントン教室が開催もできなくなりました。改めて3密状態になりやすい室内競技の難しさも痛感しております。
将来を担う子供たちにスポーツマスクを送ることで安心して生活、スポーツ、観戦ができることかと考えています。
このクラウドファンティングを実施させていただくことで、より多くの皆様に我々の活動を知っていただくことや、応援していただくこと、地域の子供たちへのサポートとしてご理解賜れれば幸いと思っています。
最後となりますが、このプロジェクトを実現して
『長野県、そして日本をバドミントンで元気にしていく』
ことを皆様のお力添えいただき、一緒に実現したいです!!
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
*1山﨑監督のプロフィール
高山中→須坂高校→金沢学院大学→高山村役場(2019年3月退職)
→株式会社オーバーテイク代表取締役に就任
幼少期から中学生までアルペンスキーの競技を実施
小学校5年生では少年野球クラブに所属
高校からバドミントン競技を開始
【バドミントン戦歴】
1997年
全国高校選抜大会 団体出場
京都インターハイ ダブルス出場
大阪国体出場
1998年
インカレ 団体出場
2001年
インカレ ダブルス出場
2002年
高知国体出場
全日本総合選手権 シングルス出場
2003年
全日本総合選手権 ダブルス出場(シングルスランキング36位)
北信越国体出場
2004年
全日本ランキングサーキット出場(ダブルスランキング34位)
埼玉国体出場
中部日本大会 シングルス準優勝
2005年
北信越国体出場
2006年
全日本総合選手権 ミックスダブルス出場
2007年
全日本総合選手権 シングルス出場
2008年
全日本総合選手権 ダブルス出場
2009年
全日本教職員大会 ダブルス準優勝
全日本総合選手権 ダブルス本戦出場
2010年
文化学園高校外部コーチ就任
2016年
NPO法人長野パルセイロ・バドミントンクラブ 監督に就任
2019年
デフバドミントン日本代表チーム ナショナルコーチに就任