プロフィール

和歌山県出身（３７歳）

簑島高校－名古屋商科大学－シティライト岡山－東北楽天ゴールデンイーグルス（～2013年）－東北楽天ゴールデンイーグルス球団職員（～2020年）

幼い頃に野球を始め小学校・中学校・高校までは内野手、大学・社会人は投手としてプレーをし、東北楽天ゴールデンイーグルスにドラフト5位で指名され入団。投手として選手生活を送り、2013年に引退、その後は打撃投手として球団に所属。退団後、パーソナルトレーナーやキッズコーディネーショントレーナー、スポーツメンタルの資格を取得。

「大きな故障や挫折に悩まされ、エリートではなかった私だからこそ語れることを現在、悩んでいる子どもたちに伝えたい。また、子どもたちがこれからスポーツを選択するときに、たくさんの選択肢がある状態を作りたい。そして、スポーツをするなら“正確な”一歩目を踏み出せるようなお手伝いをしたい。」

こんな思いから『IPPO ACCURATE』 を立ち上げました。

私がIPPO ACCURATEを立ち上げたきっかけは、現役時代にお世話になったトレーナーの生き方に感銘を受けたからです。彼はシーズンオフになると東南アジアに足を運んで、スポーツの普及活動を地道に続けています。その姿を見て、『いつかは自分もスポーツを通じて社会貢献したい』と思うようになりました。そして、現役を退いて選手を支援する立場になってから、トレーナーを目指して勉強を始めました。

いまの子どもたちは、コロナ禍の影響もあって外遊びや運動をする機会が減っています。ですが、成長過程にある子どもたちが運動をすることはとても重要です。なぜなら、子どものころに神経系の99％が完成するからです！

だからこそ、この頃の運動は運動神経を良くするものだけでなく、多くの身体操作を行うことで成長する体育、体育を行いながら複雑な動きをすることで頭を使い脳の神経が成長する知育、チームプレーや協調性によって成長する“コミュニケーション能力”や、子どもには難しい動きをすることで成長する”集中力”を養う徳育という観点が大事になってきます。子どもたちの将来を作る手助けができる、そんな教室を目指しています。

子どもたちに運動する機会を作っていく、その入口として、私の知識や経験が伝えられる野球教室を始めました。教室は4人一組の少人数で、野球の技術をはじめ、トレーニングやケガ予防、ボディメンテナンスなどをぼくの経験を通じて教えています。

私はプロに入ってすぐケガをし、それでも毎日試合があるなかで痛くても出ないといけないという日々を過ごし、アスリートはケガをしないことが1番だと気づきました。身体の使い方・正しいトレーニング・身体のメンテナス・自分の身体との向き合い方を勉強する中でトレーナーに興味を持ち始めました。スポーツの技術を教える場所はたくさんありますが、ケガをしないための身体の使い方やケガ予防のトレーニングを学べるところは少ないのではないでしょうか？

また、ケガをした時の心のケアをできる場所はどのくらいあるのでしょうか？これから出会うお子さんが、選んだスポーツを全力でできるようサポートしたい。

そして運動だけでなく子どもの基礎を作ることができる教室にし、“今”ではなく20歳までに自分の最高のパフォーマンスを発揮できる、そんな先を見据えた教室にしていきたいと考えています。

私たちが野球教室を運営するうえで大切にしていることが、「親に負担がかからない」ことです。負担の最たるものは『送り迎え、お茶当番、審判』の3点セット。昔から重んじられているボランティア活動です。しかし、近年は共働きが増えているので、時間を割けない親御さんが多いです。実際に、本当は野球がやりたいのに、親の負担が大きいためにチームに入れない、というお子さんに出会いました。サッカーやバスケットボールでは、クラブチーム化が進んでいるなど、野球に比べて親の負担が少ない、という現状もあります。

私たちは、子どもがやりたいと思ったら、親の状況にかかわらず、やれる環境を整えてあげたい。また野球というスポーツを通して、「将来、社会に必要とされる人間に」を育てられるようにSDGs活動、職場体験、マネーリテラシーを積極的に取り入れていきます。

このように、できるだけ親の負担がないような運営をし、将来の教育の場を作るチームにしていきます。

私たちのチームは、まだ立ち上げたばかりで、用具や練習環境が十分ではありません。2023年3月からは対外試合にも参加する予定ですが、必要な物品を揃えたり、チームのレベルアップを図るための指導体制を整備したり、多くの選手を受け入れるための準備をしていきたいと考えています。選手たちから会費をいただいて運営していますが、チーム運営を軌道に乗せていくためには費用が不足しています。そこで、私たちの野球チームの方針に共感していただき、応援してくださる皆さまからご支援をいただきたいと考え、クラウドファンディングに挑戦いたします。

資金使途

・野球用具の購入費用（捕手や打者が使用するプロテクター、コーチのユニフォーム等）

・技術的なレベルアップのための特別講師にお支払いする費用

・選手募集や大会参加などにかかる費用

聖澤 諒（元東北楽天ゴールデンイーグルス）

相原 伸行（WILDGEES監督）

神田 智哉（WILDGEESコーチ）