「地元から、フットサルのプロリーグであるFリーグのチームを生み出したい」
「自分たちのスクールで育ってくれた子供たちが、自分たちのプロチームで活躍してほしい」
「地元のコミュニティのシンボルになって、なにか貢献できるようになりたい」
地元への熱い想いを行動へと変えて真剣に形にしようとする男がいる。そんな熱い男の言葉に、しばらく耳を傾けてほしい。
■スクールの歴史
こんにちは。ガットフットサルスクールの代表をしております、原田健司と申します。
私たちのスクールは、私の地元である京都南部の木津川という地域で2008年に産声をあげたフットサルスクールです。
「地元の京都木津川に、もっとフットサルを根付かせたい!」
「フットサルを通じて、地元をもっと元気にしたい!」
という気持ちで、やってきました。
スクールの歴史は、自分の息子を相手に指導をしたところがスタートです。さらに元をたどれば自分自身がフットサルの選手時代にブラジル代表と闘った経験にあります。その時の試合では、二桁の大差で試合に負けてしまったのですが、その時の悔しさを胸に秘め、指導者への道を少しずつ歩むにつれ「自分が育てた選手で、ブラジルとも対等もしくはそれ以上に戦いたい」という思いでスクールを創設しました。
当初、スクールの運営や経営といった面は本当に毎日が勉強で、スクールの規約作りから、指導場所の確保や選手集めといったことも周りのサポートを得ながら進めていきました。今ではスタッフの中に、スポーツ栄養の資格を持つ者もいて、指導に役立ててもらっています。今もまだまだ本当に周りの皆さんから教えてもらうことばかりですが、少しずつ歩みを進めています。
スクールの創設後は、まずはU(アンダー)-12からU-15までのクラスを徐々に増やし、開講する曜日も少しずつ増やしていきました。保護者の皆さまとも連携を深め、少しずつ強化を図り2010年には小学生の全国大会でベスト8の成績を収めることができました。それを機に15歳以下の子たちの強化チームを立ち上げることができました。
その後さらに、U-15までのクラスだけでなくその上のU-18やトップチームの順に高い競技レベルで行うクラスも徐々に増やしていきました。より組織的にスクールを運営していくため2011年に一般社団法人化し、今に至ります。
■スクールにかける想い
皆さんからの多くのサポートを得て、ここ木津川で運営をしておりますが、今もいろいろな工夫をしながら指導を進めています。
土地柄、勉強にも熱心な地域で、スポーツに対してはまずは健康維持とか活発な身体のためとか、あるいは楽しくやってくれたらと望む保護者の方が多いので、子供たちの練習環境を整えながら、楽しさをベースに意識を高く保たせつつトレーニングを指導していく事に思考錯誤しながら全力で取り組んでいます。
ただ私自身、工夫を重ねて努力してフットサルの日本代表になることができました。少しでもその経験や、夢を持ち諦めないことの素晴らしさを伝えていけたらと思っています。
私自身が子供の頃は「プロ選手になる!」と言っても、誰からも「絶対に無理」と言われました。だからこそ「本気で努力し続ければ夢はかなうのだ」という事を子供達に伝え、彼らのそばで夢をかなえる努力を後押ししてあげたい、そんな大人であり続けたい。と思いでガットフットサルスクールを立ち上げています。
そして、こののどかな街である木津川市からでも日本を代表するような人財になれる、生み出せるという事を、子どもたちや木津川の皆さんと共有したいのです。
チームの強化の観点から言えば、少しずつではありますがU-12など各カテゴリーのチームも着々と増え、ブラジル遠征にも行かせるなど、強化も進んでいます。
もちろん選手の競技力強化ということだけでなく、創設時のビジョンやコンセプトにこだわってスクールを作り上げてきました。当然、教育の観点も踏まえて日々の指導をしており、実力や人間性ともにしっかりとした選手が育ってきたように思います。特にU-12カテゴリーは、競技成績としても2016年に全国ベスト16の結果を残すところまで来ることができました。
■目指すべき頂
子どもたちのスクールは、少しずつ結果も残せるようになってきました。しかし私たちのトップチームはまだ、フットサルにおける日本最高峰のFリーグの所属チームではなく、その道の途上です。そのため、生え抜きとして自分たちのスクールで大事に育て強化した選手が、Fリーグや他のチームに移籍していかざるを得ないことが厳然とした事実としてあります。
フットサルを通じた日々の指導が子どもの成長に貢献している、それは間違いなく私たちの誇りです。しかし一方でチームとしては、自分のところで育った選手が他のチームに行ってプレーをするということが、嬉しくも歯がゆくもある状態です。
しかし「育ってくれた選手に、来てほしいと思ってくれるチームがある」そのことは心底ありがたいことでもありますので、自分の想いとしては地元の木津川や京都の南部や奈良近郊のこのエリアから、世界レベルの技術とハートを持った選手をまずはどんどん輩出していきたいと思っています。
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<<ガットフットサルスクールで育った選手の声 その1>>

上村 充哉選手 現・湘南ベルマーレ(ガットフットサルスクール出身) 幼少期に受けた指導が今のプレーに生きていると話す
<ガットフットサルスクールから学んだこと>
「挨拶 言葉遣いなどの礼儀です。また、フットサルの練習、試合を一生懸命頑張ることによって辛い・しんどいなどの苦痛を乗り越え忍耐力もつき、学校の勉強や家の手伝いも頑張ることができました」
<スクールに対してのコメント>
「子供のことを一番に考えているので間違いなく成長できると思います。ただフットサルだけできたら良いというわけでもなく、一番大切な人間性の部分も教わることができるスクールだと思います」
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こういった選手を輩出したトップチームも昨年、京都府の2部リーグから1部リーグへの昇格を果たしました。少しずつ、高いレベルまで来ていると実感しています。チーム創設から10年目となる今年、賭ける想いは本当に強いです。まずはこのトップチームも他のカテゴリー同様に強化してFリーグ入りを目指す、これが私たちのスクールが目指すべき道だと思っています。Fリーグへの道のりは、まだまだ遠いですが「自分たちが努力をし続ければ、達成できないことはない」という気持ちで取り組んでいます。
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<<ガットフットサルスクールで育った選手の声 その2>>

椛島 出海選手 現・高校三年生
<ガットフットサルスクールは自分にとって>
「生きがいです。フットサル選手になるという夢ができてフットサルのために生活していくようになりました。」
<スクールや子どもたちに対してのコメント>
「フットサルに興味を持つ人が多くなればなるほど盛り上がって、子どもたちにとっても良い環境になると思います。このチームで一生懸命頑張ってフットサルを楽しんでくれる子供が増えたらいいなと思います。」
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■頂を目指すその先に
今改めて感じているのは、育成した選手が思う存分、地元のチームでプロとして活躍してもらえるようにトップチームを強化し、現実的な目標としてのFリーグ入りを一刻も早く達成する必要性です。
しかし、現状足りない面は二つあると思っていて、まずは技術面。これは選手の強化とともにチームとしての連携の強化も必須です。すぐに改善されていくことではありませんが、一日一日を無駄にせず、着実に個人のスキルを高めて、さらにはチームとしてつながりの強い組織にしていかねばならないと感じています。
二つ目に資金面。これは、何よりも先に来るものと言ってもいいですが、強化をするにも当然その分の費用がかかりますし、Fリーグへの参入には、相応の資金が必要です。またスクールの運営資金などもまだまだ充分とは言いがたいところもあり、問題は山ほどあります。
しかし私たちの運営方針の一つでもあるのですが、足りないところばかりに目を向けるのではなく、できることに着目して、着実に歩を進めていることが重要だと感じています。
そして同時に、強化一辺倒のチームではなく、地域に根ざしたスクールやチームでありたいということも心から願っていることです。地域のみなさんが気軽にフットサルやスポーツに触れられる機会を提供する。そのことが一番大事だと思っています。そのためにもまず、下部組織からの一貫した育成と、地元に愛されるチームづくりをしていきます。

※定期的に、地元の小学生に向けた無料のクリニックなどを開催している
■最後に
「なにより、意識を高く持った熱い風をこの京都の木津川から巻き起こしたい」と語りながら、原田は今日も子どもたちの指導のため地元の体育館に向かう。
この京都木津川発の「Fリーグチーム発足」「世界を目指す選手が思う存分活躍できるクラブづくり」「スポーツを中心とした地域のコミュニティづくり」という欲張りにも見えるくらいの、壮大な目標を達成するためぜひ皆さんからの熱いご支援をいただけないだろうか。
■支援金の使途
いただいた支援金はスクールの日々の活動費や選手の強化費、Fリーグ参入の登録費などに充てさせていただきます。皆さんのご支援を、まずはフットサルスクールとしての実力を高めることにしっかりと使わせていただきたいと考えています。
■支援金額コース
月々の支援金額の設定は、以下の通りです。一回の支援も可能です。皆さんからの、長きにわたる温かいご支援をお待ちしております。
500円
1,000円
3,000円
5,000円
10,000円
30,000円
50,000円
100,000円