試合を観て選手を自由に評価できる! バン記者体験をしてみた~軟式野球チーム・東京バンバータの挑戦~

山本祐香

「WORK HARD, PLAY HARD」をスローガンに、日本最強の軟式野球チームを目指して活動している東京バンバータ。昨年のMLBドリームカップでの優勝を含め過去4度の全国優勝、軟式野球界での存在感がどんどん増してきている東京バンバータは、現在スポチュニティのクラウドファンディングを利用して新しい試みを行っています。
 
そのクラウドファンディングにおいて、Top30の出資者は「東京バンバータのバン記者(特定の球団の専属記者)になれる権利」が手に入ります。今回は、筆者が実際にやってみた“バン記者体験”の模様をお伝えいたします!
 

バン記者とは!?

 
まずは、バン記者のお仕事内容を確認。
 

1、試合ごとに配信する試合動画とスコアブックをもとに、選手・監督を評価する (評価のルールやフォーマットなどは事前にバンバータ側より提供します)
2、評価結果をもとにその試合を振り返る記事を作成し、バンバータの公式HPへ掲載する(バン記者担当としてのクレジット表記付き)
 
なるほど。試合動画とスコアブックをもとにとのことですが、もちろん直接試合を観て評価しても良いそう。ということで、私は「国民体育大会軟式野球競技東京都予選」の1回戦、東京バンバータ対THインセクターズの試合を観戦することにしました。

 

 
初めて観る東京バンバータの試合ですが、スコアボードに名前が表示されずアナウンスもないので、背番号で選手を調べるしかないと思っていたところ、マネージャーさんがスタメンを書いてくださいました。それだけでも感謝なのですが、番号表記の横にわざわざカタカナでもポジションが書かれていました。私は長く野球観戦をしているので番号でポジションがわかりますが、もしかしたら番号ではわからない人かも…という気遣い、マネージャーの鏡だなと感動しました! マネージャーさんも評価するなら高得点をつけたいですね(笑)。
 

 
さあ、試合が始まりました。先発は亀谷孝一郎投手、リズムよく3人を打ち取り、良い立ち上がりです。そして1回裏、早くも先制点が。先頭打者の田中彰選手が死球で出塁、三浦祥平選手の打席で田中選手がすかさず盗塁をして無死2塁とします。三浦選手の一ゴロの間に田中選手は3塁へ。さらに千田隆之主将も死球で塁に出たあと、本池太一選手の打球を二塁手が見失ったのか内野安打となり田中選手がホームイン! さらに1点を加えて2-0としてからしばらくは両チーム無得点が続きます。
 


 
その間にも亀谷投手の右中2塁打や千田選手の中越3塁打など、長打で相手を脅かす東京バンバータ。そして5回裏、この回先頭の亀谷選手がレフトスタンドに見事なホームランを放ちます。軟式野球の公式試合を初めて観た私、投手がホームランを打つのは珍しいことなのかよくあることなのかわかりません(笑)。ただ、今年からA号球からM号球になったということで、今までより球が硬くなり飛びやすくもなったそうです。
 


 


それでなくても1打席目も2塁打を打っている亀谷投手、投げては無失点、打ってはマルチ安打の1打点、ここまでは満点評価です。次の打者の田中彰選手は四球を選んで出塁、そして三浦祥平選手の右中適時3塁打で追加点をあげる東京バンバータ。4-0とリードを広げます。
 



守備で一番目についたのが、4点目をあげた三浦選手。セカンドを守っているのですが、フットワークが良くリズミカルに打球をさばきます。観ていて楽しい。これは亀谷投手同様、守備も打撃も高評価ですね。
 


8回裏には赤川克紀投手が代打で登場。投手なのに代打!? と思いましたが、赤川投手も先日ホームランを打ったとか。これは期待できそうです。結果は死球で出塁し、次の内田洋輔選手がショートへの内野安打で無死1,2塁とします。野村航平選手の三ゴロが進塁打となり1死2,3塁、そして石川秀貴選手の打席ではスクイズを試みるも当てることができず、2死3塁となります。しかし、ただでは終わらない石川選手、左線適時2塁打でダメ押しの5点目をあげます。
 



9回表は先ほど代打の赤川投手がそのままマウンドに上がり、3人でピシャリと締めました。5-0で快勝の東京バンバータ。バン記者としてもやっぱり勝ち試合を評価できる方がありがたいですよね。
 



 


さてさて、今回はこちらの採点基準で選手を評価します。

 
8          シーズンに1試合あるかないかの活躍
7.5   突き抜けた活躍
7      勝利貢献度大
6.5   勝利貢献度中
6      勝利貢献度小
5.5   活躍した選手
5      可もなく不可もない
4.5   足を引っ張った
4      敗戦につながるミス
3.5   退場など試合を壊す
 
 
ここまできてなんですが、人を評価するって気が引けません? 最速60キロしか投げられない私が偉そうに点数なんてつけられない…そう思って監督に聞いてみたところ、実は定期的に選手同士も評価し合っているそうです。お互い評価し合うことで常に気が抜けないですし、チーム全体の士気も上がりそうですよね。
 
では、私も遠慮なく評価させていただきます! 敬称略で一気にいきます。

 

【選手評価一覧】


<センター> 田中彰  [6]  ヒットこそなかったものの2四死球と2盗塁で勝利に貢献

<セカンド> 三浦祥平  [6.5]  4点目となる適時3塁打、盗塁もした、守備が美しくて加点

<ショート> 千田隆之  [5.5]  得点には繋がらなかったが見ごたえのある3塁打と存在感

<サード> 本池太一  [5]  決勝打を打ったので迷ったが相手守備のミスのようでもあったので

<ファースト> 長尾達也  [5]  犠飛で追加点をあげたのは良かった

<レフト→ファースト> 内田洋輔  [5.5]  マルチ安打に1四球とよく出塁した

<ライト> 野村航平  [5]  犠打や進塁打で貢献

<キャッチャー> 石川秀貴  [6]  キャッチャーとして無失点に抑えた、5点目の適時2塁打

<ピッチャー> 亀谷孝一郎  [7.5]  ホームランに2塁打、8回2安打無失点で言うことなし

<代打、レフト守備> 山﨑大輔  [5]  代打の結果は遊ゴロだった

<代打、ピッチャー> 赤川克紀  [5.5]  死球、クローザーとして3人で斬る
 

【寸評】


快勝、という言葉がピッタリな危なげのない試合だった。常に次の塁を狙う姿勢も良かった。特に投げては8回無失点、打っては2安打1本塁打1打点と投打に活躍した亀谷投手、この試合の最優秀選手に選びたい。
 



遠慮なく評価させていただきますと言ったものの、やっぱり選手のみなさんに嫌われてしまうのではないかと心配(笑)。とはいえ、勝ち試合なので4.5以下をつける必要がなかったことはラッキーです。バン記者は、選手の個別取材も可能だそうです。ということで私は、代打で出場し、そこからクローザーとして1回無失点と活躍した赤川克紀投手にお話を聞いてみることに。
 
 
――今日は1回パーフェクトの投球でしたが、いかがでしたか。
 
余力を残して、抑えながら投げました。
 
 
――代打として出場してから投手として最終回を任されましたが、先発をすることもあるんですよね?
 
はい。軟式になってからはいつ投げるかわからないので、常に準備しています。
 
 
――硬式でプロ野球選手(元・東京ヤクルトスワローズ)にまでなっても、軟式球に対応するのには時間がかかるものですか。
 
かかりましたね。今年から少し硬くなったので扱いやすくなりましたが、軟式球は柔らかすぎて強く握ると指が食い込むというか。全然感覚が違うんですよね。
 

  

 
こんなお話をしてくださった赤川投手、この次の試合では先発登板をしてなんと初完封を飾ったとか。前の試合ではホームランを打ったりと、亀谷投手同様投打で活躍できる投手、頼りになりますね。
 
 
そんなこんなで1試合丸々密着してのバン記者体験。選手を評価しなければならないということで、普段の野球観戦よりもじっくり細かいところまで観たり、チームの一員でありつつも客観的にチームの良さや修正点を分析する責任を感じながら、たっぷりと楽しむことができました。
 
今回はバン記者体験を順に説明しているため、試合内容もその流れで書き連ねていますが、実際にバン記者となった場合は、スポーツ新聞のように試合内容をまとめても良いでしょうし、試合を観た感想や選手をピックアップした自己流のコラムを書くのも良いでしょう。
 
書いた記事は、あなたのお名前とともに東京バンバータ公式ホームページ(https://www.tokyo-bambaataa.com/ )に掲載されます。昔記者になりたかったのに違う職業についたのでやってみたい、これから記者になりたいので練習したい、東京バンバータの良さを自分で発信したい、試合や選手の批評をしてみたい、東京バンバータの力になりたい。どんな動機だとしても、一歩踏み出してみなければなにも変わりません。
 
ぜひあなたもバン記者になってみてください!
 
 
バン記者になってみたい人はこちらから↓
https://www.spportunity.com/tokyo/team/272/detail/
 
 
東京バンバータと共に、楽しくチーム作りをしましょう。

山本祐香
好きな時に好きなだけ神宮球場で野球観戦ができる環境に身を置きたいとふと思い、OLを辞め北海道から上京。「三度の飯より野球が大好き」というキャッチフレーズと共にタレント活動をしながら、プロ野球・アマチュア野球を年間120試合以上観戦し観戦記録をつける日々。最近の楽しみは、大学野球で逸材を見つける“仮想スカウティング”。面白いのに日の当たりづらいリーグを太陽の下に引っ張り出すべく、世の中に向けて発信をしていく。