宇賀神友弥、南雄太、木島良輔、斎藤陽介、比嘉祐介など応援コメントも続々!
パプアのコーヒーショップに子供達が集まってきた時の様子
山下訓広の想い~なぜアスリートの引退後を伝えたいと考えたのか~
初めまして。山下訓広です。
この度はプロアスリートのセカンドキャリアのリアルに迫るYouTubeチャンネルを開設することとなりました
現役時代はDFとしてプレー。
09年にJリーグのロアッソ熊本に入団し、その後シンガポール・ミャンマー・インドネシアと3か国を渡り歩きました。
チャリティーイベント前にボルネオのジュニアユースの練習に参加
YouTubeで情報発信をしようと決めたきっかけは、私自身が昨年8月にインドネシアのクラブでクビを宣告され引退を決意した時でした。そこで初めてセカンドキャリアという現実に直面した経験からです。
プロ生活11年の中でセカンドキャリアのことも考えながら生活を送ってきたのですが、なかなか自分の中で何をしたらいいのかという結論は出ませんでした。
そしていざ引退を迎え、セカンドキャリアを考えた時に一番困ったことは、プロアスリートが引退後どのような、お仕事をしているのかという情報があまりに少なかったことです。
コーチや監督などサッカー関連のお仕事をしている方々は何となく知っていましたが、他にサラリーマンや、自ら起業している人などの情報は多くありませんでした。
「サッカーに代わるやりがいを持たないと続けられない」
そのために、まずは現役生活にお世話になった東南アジアへ恩返したいと思いました。
実はインドネシアではこの10年間、サッカーのサポーターが70人亡くなっています。
ー勝った負けたが悔しくて人を殺してしまうー
応援してくれている人たちがサッカーで人を殺してしまうことがある。
なぜなのか。
それは人を殺してしまうまで人を殴りつけてしまう事。モラルや道徳心がどう考えても欠けていると感じました。
いろいろ調べてみるとインドネシアの40%は小学校が最終学歴。中学校卒業まで合わせると60%だそうです。
これを見て、私は教育の部分に問題があるのではないかと考えました。
自分たちをたくさん応援してくれたあの可愛い子供達が、小学校卒業して働きに出て大人になった時に悪い方向に進んでしまう。しっかりとした教育を受けられなかったがために、それは悲しすぎると感じました。
応援してくれる子どもたちの未来を守りたい。
そんな想いからチャリティーイベント「ONEWORLD」というサッカースクールをインドネシアで開催しました。
現地で行うためにまず日本でサッカーイベント等を行い、寄付金と洋服など約600アイテム集めました。
その集めた資源を活用し、インドネシアの孤児院の訪問とスタジアムで子どもたち250人を対象に行いました。
チャリティーイベント後ゲストとの記念撮影
現地のプロサッカーリーグで活躍された足立原健二さんと松永祥兵さん、インドネシア吉本興業シンガーソングライターの加藤ひろあきさんにもご協力いただきました。
ジャカルタでは、洪水で、学校が水没してしまっている現状があります。「ONEWORLD」で得た収益は、その学校の修復のため寄付をさせていただきました。
これからもこうした活動を続け、現役時代からお世話になっているインドネシアに還元していきたいと思います。
帰国してからは、OBの仲間や異業種の方などへ相談に回り、引退から半年かけてようやく人材紹介の会社で第二の人生をスタートできました。
パプアで1人海岸沿いを歩いていた時に地元の人がココナッツをくれた瞬間
なぜクラウドファンディングを始めるのか?
現役の間はプレーすることに専念する必要があるため、セカンドキャリアについて考える機会はそうありません。
今の現役の選手で同じ悩みを抱える人が1人でも減るよう、少しでも参考になる情報を提供したい。
そんな想いから、元アスリートは引退後どんな仕事をしているのかを発信するプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクト第1弾〜YouTubeチャンネル「セカンドキャリアのリアル」オープン〜
引退後、大学での講義や講演会で自身の経験や想いを発信してきました。 今後は主に現役アスリートに向けて、セカンドキャリアについての情報を発信していきたいと考えました。
今回YouTubeチャンネルをオープン。この場を活用して私自身が引退時に苦労した経験や引退後に活躍している元アスリートとの対談企画をお届けすることで、現役アスリートの皆さんに少しでも参考になれればと考えています。

流通経済柏高校で、これまでの挑戦についての講演時の様子
<YouTubeチャンネル概要> ・山下訓広クニチャンネル
元プロサッカー選手 山下訓広が送る「
セカンドキャリアのリアル」
・概要
元アスリートの対談・インタビュー企画をお送りします。
引退した時にどんな悩みがあったか、どのように今の活動につながっていったのか
元プロサッカー選手の山下訓広が1人1人のドラマに迫ります。
・チャンネルオープン時期
6月中旬
<支援金の用途>
今回クラウドファンディングで集まった支援金は、YouTubeチャンネルの企画・運用費用に充てさせていただきます。
具体的には、以下のような用途を予定しております。
・インタビュー取材の際の経費、交通費
・動画編集機材
・YouTubeチャンネル開設費用
応援いただくOB/現役選手たちからのメッセージ
今回のプロジェクトに応援いただくとともにインタビューにもご協力頂く皆さまとなっております。※インタビュー対象者は変更となる可能性がございます。
<元プロサッカー選手>(※以下敬称略)
・長谷川太郎(FW):ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、他
・木島良輔(FW):横浜F・マリノス、カマタマーレ讃岐、他

私、木島良輔はこのプロジェクトを応援しています。私も昨年プロ生活を引退しこのセカンドキャリアという壁にぶつかり今後を模索しています。
自分も何かしたいと選手の為にと考えていますので同じ考えを抱いてこのようなプロジェクトの力になれればと考えています。
・金古聖司(CB):鹿島アントラーズ、タンピネス・ローバースFC(シンガポール)、他/元U-21日本代表
・斎藤陽介(FW):横浜F・マリノス、アルビレックス新潟シンガポール、他

世界中で愛され、たくさんの人に勇気と希望そして夢を与えることが出来るスポーツ、それがサッカーです。 私も海外でのプレーを通して世界中の人と様々な交流をしてきました。恵まれない環境であっても目を輝かせながらボールを追う子供の姿にはこちらがエネルギーをもらうこともありました。
私もお世話になった人や勇気をもらった方に恩返しを出来ないかと思っていましたが、山下さんの活動は彼自身の経験を生かして、夢と希望を与え続けることの出来る素晴らしい活動だと思います。 必ずは訪れる引退という決断。また新たな船出を歩まなければいけないときが来ます。 現在自分は現役を引退してサッカーや野球などの中継をする映像制作会社でスポーツ業界に携わっています。 自身が選手だった経験を生かして、ファンやサポーター、選手や関係者によりよい映像を届けれるようにと仕事をしています。
山下さんのこのプロジェクトを通して、自身の今までの経験そして現在のセカンドキャリアでの経験が一人でも多くの方に知ってもらい、アクションを起こすきっかけになってもらえればと思います。
斎藤陽介はこのプロジェクトを応援しています!
・比嘉祐介(SB):横浜F・マリノス、京都サンガF.C.、他/元U-23日本代表
プロ生活お疲れ様でした。 私も2年前に引退したんですが、山下さんは海外でもプレーしていて、そのバイタリティには凄いものを感じています。 そして、引退後も東南アジアの地で、チャリティー活動をしているのを見て、本当に人には出来ないような経験をしている人だなと思いました。
これからプロアスリートのセカンドキャリアのために活動するという事 ぜひ自分に出来る事があるのなら協力させてください!
応援してます!!
<現役Jリーガー>
・南雄太選手(GK):Jリーグ・横浜FC所属/元日本代表

華やかなJリーグというプロの舞台の、あまり世の中の人に知られていない引退後=セカンドキャリア、このセカンドキャリアは現役選手である自分達も常に隣り合わせにあるものですが、現実は多くの選手がプレー中は目を背け、実際にはチームとの契約が満了になり引退がちらついた時に初めて向き合う選手が多いのかと思います。
また現役中にセカンドキャリアを考えても、それを描いたりどうアクションを起こしていいのかがみんなわからないのだと思います。そう言った現役の選手達、またアスリートのセカンドキャリアというものを知らない人達に、リアルなセカンドキャリアを伝えようとする山下のこのプロジェクトは、必ずや何かしらのインパクトや影響を与えられるものだと思います。
そしてこのプロジェクトによってアスリートのセカンドキャリアというものが今以上に注目され、引退後の環境が更に整い、現役の選手達が引退後に対する不安をなくし、安心してプレー出来る時が来る事を自分は望んでいます。
南雄太はこのプロジェクトを応援しています!
・宇賀神友弥(MF):Jリーグ・浦和レッズ所属/元日本代表
プロアスリートのセカンドキャリアといっても色々な形があると思います。
現状そのセカンドキャリアについてあまり注目されることがなくプロアスリートの引退後について語られる場はほとんどありません。
そこで今回、私の大学の先輩である山下さんが立ち上げるプロジェクトによってセカンドキャリアというものが注目されることでプロアスリートの価値がより高まるのではないかと期待しています!
是非支援者の皆さんもこのプロジェクトを応援してください‼︎
Jリーガーのセカンドキャリアの実態
毎年150人以上のJリーガーがピッチを去り、平均年齢は25歳前後と言われています。日本はセカンドキャリアの支援が整備されておらず、サポートできていないのが現状です。
「Jリーガー引退後の人生とは?セカンドキャリアの成功例を紹介」(Eqコラム)
http://eq-sports.jp/column/career-jleaguer-sndcareer/
「社会の底辺化するJリーガー…給料12万、平均25歳で引退 「スペックなし」で就職困難」(BusinessJournal)
https://biz-journal.jp/2016/07/post_16084.html
最後に代表の山下訓広から皆さまへ
本チャンネルでは引退後のプロアスリートの方々へのインタビューを通じて、現在の仕事に至った経緯や、どのような想いで今のお仕事に取り組んでいるのかを深掘りすることで、リアルなプロアスリートのセカンドキャリアの様子をお送りします。
現在の現役選手たちに向けて引退を迎える際に少しでも参考にしていただき、アスリートを応援してくださっている方々には、セカンドキャリアの現実的な部分を知っていただければと思います。
興味を持って頂いた方は是非ご支援、そしてチャンネル登録をよろしくお願いします。